【岩田康誠の熱血!!競馬道】東風Sのホウオウビスケッツは重賞を狙える素材

ホウオウビスケッツ
ホウオウビスケッツ

 先週の競馬を最後に7人の調教師の方が定年引退され、今週は8人の新たな厩舎が開業となりました。なかでも同年代で、騎手時代にはともに一線級で戦ってきた福永調教師は注目を集めていますね。騎手として、あれだけの実績を残したホースマンがどんな馬づくりをするのか、今から本当に楽しみです。

 実は今週、福永厩舎の調教にも騎乗しました。オークランドTRT(日曜阪神10R)に出走するマルブツプライドです。昨春(2勝クラス1着)に騎乗していますが、当時とは全く違って、本当に良くなっています。乗った感触について、しっかりと伝えました。レースは息子の望来が乗りますが、いい状態で出走できそう。まずは今週、そしてこれからもいい結果を出してほしいと思っています。

 その日曜は中山で騎乗。東風Sはホウオウビスケッツの手綱を執ります。初コンビだった東京新聞杯で3着。ラストにもっとグンと加速するイメージでしたが、伸び切れませんでした。ただ、重賞を狙えるだけの素材であることは間違いありません。中山へのコース替わりもプラスと思いますし、何としても結果が欲しい一戦です。(JRA騎手)

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