【あす佐賀競馬・はがくれ大賞典】充実一途!ユアヒストリー重賞初制覇狙う

船橋から参戦し、重賞初Vを狙うユアヒストリー
船橋から参戦し、重賞初Vを狙うユアヒストリー

 佐賀競馬の地方全国交流重賞、第21回「はがくれ大賞典」は24日、ダート2000メートルで10頭(佐賀6、大井1、船橋1、高知2)によって行われる。元JRAのオープン馬で、2月の大井・品川オープンで差し切った船橋のユアヒストリーが、重賞初制覇を狙う。

 優勝賞金が昨年までの600万円から1000万円に引き上げられ、例年にも増して遠征組に実力馬がそろった。注目は船橋から参戦するユアヒストリーだ。2020年12月にJRAでデビュー。2021年12月に竹田城Sを勝ってオープン入りした実力馬で、南関東に移籍後も力通りの走りを見せている。

 特に近走の充実ぶりは目覚ましく、昨年11月の富士見オープン(川崎)で3馬身差の圧勝。今年2月に行われた前走の品川オープン(大井)では道中は中団から進め、直線で鋭く伸びて鼻差で差し切った。良馬場の深いダートを苦にせず、どのポジションからでも進められる自在性も持ち合わせている。今回、好位を取りやすい外枠に入ったのも好材料だ。

 高知のグリードパルフェは昨年の勝ち馬。昨年4月から各地に遠征し、6月に園田・六甲盃を勝っている。好位や中団からの差し、追い込みの脚は強烈で上位争いへ。

 迎え撃つ形の佐賀勢。2月の佐賀記念で6着だったタガノファジョーロが、末脚を生かして4年ぶりの地元馬による勝利を目指す。

 ◆ユアヒストリー◆ 父ルーラーシップ、母アイムユアドリーム(父フジキセキ)。船橋・山下貴之厩舎所属の牡6歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は29戦7勝(うちJRA19戦4勝)。総獲得賞金は9210万8000円(うちJRA6340万8000円)。馬主は百瀬裕規氏。

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