【東京11R・ジューンステークス】◎オープンファイアに期待する。2歳時にリステッド3着、3歳時はG32着と早い時期から世代トップクラスの能力を示しながら、脚元の不安で長期休養していたディープインパクトのラストクロップだ。
1年1か月半ぶりの前走はスローペースでも好位のインでリズムよく運べていたが、直線はジリジリとしか伸びず。復帰戦で初距離、初の道悪と厳しい条件が重なっては、ラストで息切れしても仕方ない。
中10週の間隔を空けての今年2戦目となるが、仕上がりは上々。1週前の栗東・CWコースでは古馬3勝クラスとの併せ馬で遅れはとったものの、6ハロン81秒0―11秒4の自己ベストを馬なりでマーク。前回以上の状態で出走できれば、3勝クラスなら力は上の見立てだ。
ハーツコンチェルトの前走は前残りの流れに泣いた4着。海外遠征明け2戦目で状態は着実に上昇。昨年のダービー3着馬でこちらも現級では上位の力がある。いい決め手があるエリカヴァレリアは東京替わりが好材料。前走が好内容のアームブランシュは昇級初戦から。