1月25日の小倉1R・3歳未勝利(ダート1700メートル=12頭立て)は単勝1番人気のグランキングオー(牡3歳、栗東・高橋康之厩舎、父シニスターミニスター)が3馬身半差の完勝。永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=が今年の小倉オープニングレースを制した。勝ち時計は1分46秒1(良)。
道中はまくる馬が出るなど、出入りの激しい競馬となったが、好位から折り合った状態で追走。直線では前を行くマンオブザマッチ(12番人気)をラスト1ハロンでかわし、あとは差を広げる一方だった。
永島まなみ騎手は「まくる馬も出て、厳しい展開でしたが、最後までよく頑張ってくれました。ここでは力上位だと思っていましたし、距離延長にも対応してくれました」とパートナーをたたえた。
小倉では昨夏に女性騎手最速となる通算100勝を達成している。思い出が多い地で今年開幕星を手にした鞍上は「先週も厩舎の馬で勝たせていただいたし、本当にいい馬に乗せていただいています。このままペースを上げていければと思います」と笑顔で今年2勝目になる勝利を喜んでいた。