![ヴェルトライゼンデ](https://hochi.news/images/2025/02/13/20250213-OHT1I51355-L.jpg)
重賞2勝を挙げたヴェルトライゼンデ(牡8歳、父ドリームジャーニー)が2月13日、サラブレッドオークションに上場され、760万円(税抜き)で落札された。この日、12時の開始価格は100万円で、終了時刻の22時まで入札価格が上がり続けた。
同馬は兄にワールドプレミア、ワールドエースの重賞勝ち馬を持つ良血。現役時代は栗東の池江泰寿厩舎に所属し、何度も脚部不安に見舞われながらも2022年鳴尾記念、23年日経新春杯と重賞を2勝した。ラストランは今年1月の日経新春杯(10着)で、2月8日に左前脚屈けん炎を発症し、同日付で競走馬登録を抹消。当初は乗馬になることが決定していたが、種牡馬としての価値をはかるため、サラブレッドオークションに上場された。販売申込者は(有)サンデーレーシング。
ヴェルトライゼンデの獲得賞金は3億7804万7000円。2億円を超える賞金総額の馬の上場は珍しく、今年1月9日のヘリオス(獲得賞金2億6180万70000円=1131万円で落札)、23年12月21日のオメガレインボー(獲得賞金2億500万5000円=2711万円で落札)を賞金総額で上回っていた。