![北村友一騎手騎乗のエナジーガンツ(左)がインコースから抜け出す。 (カメラ・高橋 由二)](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51143-L.jpg)
2月15日の京都5R・3歳新馬(ダート1200メートル=16頭立て)は、2番人気エナジーガンツ(牡、栗東・小椋研介厩舎、父モズアスコット)が差し切りV。勝ち時計は1分14秒7(良)。
出負けしてダッシュがつかず、向こう正面ではステッキが入っていた。内ラチ沿いを進んで勝負どころでは包まれていたが、直線に向いて追い出すと鋭く伸び、残り100メートルでチカクール(2着、角田大和騎手)を交わしてゴール。北村友一騎手は「返し馬とかゲート裏で歩いている雰囲気は、全然集中してなかったです。レースに行ってどうかと思いましたが、気合をつけたら反応してくれました。直線もしっかり脚を使って、勝ち切れて良かったです」とホッとした表情。
開業2年目で初めての新馬勝ちを決めた小椋調教師は「ゲートは練習から速くなかったです。決してスムーズではないなか、上手にエスコートしてくれました。中身が濃かったと思います。ダートはダートですが、1400メートルでデビューしたかったぐらいで、距離はもつと思います。まだ体を使えてないなかで勝てて、この先楽しみです」と笑顔が弾けた。