![戸崎圭太騎手](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51138-L.jpg)
![内田博幸騎手](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51139-L.jpg)
![岩田康誠騎手](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51140-L.jpg)
2月14日に引退を発表した”大井の帝王”こと的場文男騎手(68)=東京都騎手会=。地方通算4万3497戦7424勝。佐々木竹見氏が持ってた記録を2018年8月12日に塗り替えると、その後も勝利への貪欲さは失われることなく記録を更新し続けた。2月15日の東京競馬場では、レジェンドとしのぎを削った仲間から、ねぎらいのコメントがあふれた。
戸崎圭太騎手「偉大な人で、真似できないです。結果もそうですし、あの年でも頑張っていたので。印象的なのは常に早い時間から攻め馬をやっていて、昼は競馬。すごく体力のある人だと思っていた。引退はさびしいですけど、これまですごく頑張ってこられたので、ゆっくり休んでほしいです」
内田博幸騎手「雲の上の存在。長年、大井のトップで圧倒的な存在だった。年齢を考えれば遅かった気もするけど(笑)。60歳を過ぎても勝つこと、勝負への貪欲さはすごかったし、自分も見習いたい。(佐々木)竹見さんや石崎(隆之)さんのように競馬の時代を作り上げた人がバトンを後輩につないでいくということは考えるものがある。引退は誰にも訪れることなので、自分が納得して引退できればベストじゃないですかね」
岩田康誠騎手「(存在は)帝王ですよ。デビューしたときからすごい人だった。さみしいです。ずっと的場文男っていう感じだった。会話もよくしていただきました」
笹川翼騎手「長い間やってあの成績はなかなかいない。馬と向き合う姿勢、勝利への貪欲さは今でも尊敬している。大井や地方で貢献した第一人者。年も年なのでゆっくりしてもらいたいです」