![サトノカルナバル(カメラ・荒牧 徹)](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51462-L.jpg)
【東京11R・共同通信杯】サトノカルナバルは、昨年6月の東京・芝1400メートルの新馬戦を7馬身差で圧勝。コンビを組んだレーン騎手が「賢い。素晴らしいセンスがあり、もちろん能力も高い」と大絶賛した。そのキタサンブラック産駒は、次戦で函館2歳Sも快勝。豪州の名手の見立て通りの走りを披露した。
前走の米G1・BCジュベナイルターフ(9着)は、慣れない環境で力を出し切れず参考外。帰国後の調整は順調で、1週前はキング騎手が騎乗して古馬2勝クラスに4馬身先着。今週12日は美浦・Wコースの3歳一番時計となる5ハロン64秒9を馬なりでマーク。仕上がりに関しては申し分ない。
今回は初の1800メートルがポイントになるが、全兄のジャスティンスカイは2、3歳時に2000メートルを2勝し、マイルではリステッド勝ちを含め3勝。血統からこなせる下地はあり、短距離&中距離の2階級制覇だ。
リトルジャイアンツは2走前の時計が優秀。現状は左回りの東京の方が力を出せそうで、さばきやすい少頭数も歓迎。レッドキングリーは課題の折り合い次第。