![チェルヴィニア(カメラ・荒牧 徹)](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51443-L.jpg)
【京都11R・京都記念】昨年のオークス、秋華賞をともに完勝した◎チェルヴィニアが伝統のG2に登場。特にオークスは日本ダービーよりも速い時計で制し、現4歳世代トップレベルの力を証明した。前走のジャパンCは4着に敗れたが、勝ったドウデュースから0秒4差の4着。切れ味勝負でわずかに劣っただけで、評価を下げるものではない。体重もデビュー時から24キロも増えて、成長も感じられた。
今回の結果次第でドバイ・シーマクラシックに遠征するプランがあり、ここは目いっぱいの仕上げではない。ただ、最終追いの動きを見る限り、能力を十分に発揮できる態勢にある。同世代のダービー馬ダノンデサイルはアメリカJCCで今年初戦をVで飾ったが、こちらも落とせない一戦。4つ目の重賞タイトルを手に、世界へと羽ばたく。
相手探しとなるが、まずは長期休養明け2戦目となるセイウンハーデス。5日の1週前追い切りでは栗東・坂路の一番時計を出しており、状態も上向きだ。力の要る馬場も合う。プラダリアの前走は海外遠征で度外視可能。重賞2勝を挙げる京都なら巻き返しは十分にある。