![馬トク激走馬に算出されたコートアリシアン(カメラ・荒牧 徹)](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51149-L.jpg)
東京11R・クイーンカップ・G3・馬トク激走馬=コートアリシアン
新潟2歳S半馬身差の2着から臨んだ前走の阪神JFは6着。後方2番手から、4コーナーで内を通り、直線もインから追い上げたが、ロングラン開催で内めが荒れ、外伸び傾向になっていたことを考えれば、致し方ない敗戦。戸崎騎手は「集中力がもうひとつで前半流れに乗れなかったですが、最後はしっかり伸びています」と振り返った。
前走後は1月24日に外厩・山元TCから帰厩し、Wコース、坂路で時計5本。1週前は新たにコンビを組む坂井瑠星騎手を背に5ハロン66秒8―11秒3。鞍上は「テンションの難しいところはあるが、能力はかなり高い。集中して競馬に行ければ好勝負になります」と好感触。名手2人からメンタルの課題を指摘されたが、地力の高さは疑いようのないところ。ケタ違いの切れ味で2着に5馬身差をつけたデビューの地・東京のマイルで巻き返しを期す一戦。