18日の京都11R・大和S(4歳上オープン、ダート1400メートル、15頭立て)は9番人気のナンチンノン(牡7歳、栗東・中竹和也厩舎)が逃げ切った。勝ち時計は1分10秒8。
「レース前から、逃げられれば絶対に逃げようと思っていました」と鞍上の国分恭が振り返ったように、スタート直後から激しく手綱を動かして先手を主張。単騎先行の形に持ち込むと、直線で追われてからもしっかりと脚を使い、必死に差を詰めようとする1番人気のコウエイエンブレムを寄せつけず。1馬身3/4差をつける快勝だった。
昨年3月の千葉S以来となる約1年ぶりの勝利で、これがオープン2勝目。「強かったです。自分でリズムを刻む方がいいですね」と初騎乗で復活へ導いた国分恭は満足そうに振り返っていた。