【中山記念】ウインブライト、G1馬撃破で重賞3勝目!次は大阪杯だ!

直線で抜け出したウインブライト(手前)がG1馬をシャットアウト
直線で抜け出したウインブライト(手前)がG1馬をシャットアウト

◆第92回中山記念・G2(2月25日、芝1800メートル・中山競馬場・良)

 ウインブライトが値千金の重賞3勝目を挙げた。マルターズアポジーが引っ張るよどみない流れを好位で追走。直線入り口で先頭集団に取りつくと、ゴール前まで続いた激しい叩き合いを制した。松岡は「すごく出来も良かったので、自信を持って乗った。瞬発力というより長くいい脚を使える馬なので、長所を生かせた。この馬でG1と思っているので」と会心の笑みだ。

 2着のアエロリットなどG1馬3頭がそろう強力メンバー相手の勝利に、畠山調教師は「レース内容も一戦一戦良くなっている。まだこの馬は伸びしろがあると思うので楽しみ」と何度もうなずいた。豪州のG1にも登録していたが、次のターゲットは大阪杯に決定。G1馬を撃破した4歳馬にとって、念願のタイトル奪取も夢ではなくなってきた。(坂本 達洋)

 ◆ウインブライト 父ステイゴールド、母サマーエタニティ(父アドマイヤコジーン)。美浦・畠山吉宏厩舎所属の牡4歳。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産。通算成績は12戦5勝。総収得賞金は1億9515万8000円。主な勝ち鞍はスプリングS・G2(17年)、福島記念・G3(17年)。馬主は(株)ウイン。

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