【クイーンS展望】昨年の秋華賞馬ディアドラVSディープインパクト産駒アンドリエッテ

クイーンSの登録馬。*騎手は想定
クイーンSの登録馬。*騎手は想定

 第66回クイーンS・G3は7月29日、札幌競馬場の芝1800メートルを舞台に行われる。

 昨年の秋華賞馬ディアドラ(牝4歳、栗東・橋田満厩舎)は前走のドバイ・ターフでも3着に入り、地力の高さを示した。過去1戦1勝、好相性・札幌の舞台。久々も苦にしない気性だけに、鮮やかな再出発の期待大。

 雨でやや重馬場のヴィクトリアMで7着ソウルスターリング(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。直線は伸びきれなかったが、着差は0秒4。ここは原点回帰。デビューの地・札幌で復権をもくろむ。

 前走のマーメイドSで重賞初Vを飾ったアンドリエッテ(牝6歳、栗東・牧田和弥厩舎)は、6歳にして充実一途。雨を含んだ馬場でも走れる馬で、過去に札幌、函館で2戦未勝利だが、洋芝が合わないとは思えない。

 春は、報知杯フィリーズレビュー(1着)、桜花賞(6着)を転戦したリバティハイツ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)。オークスに向け、態勢が整わずに休養に充てたが、ここにきて1週ごとに調子を上げている。報知杯FRで使った、あの瞬発力がこの馬の真価。平坦なら初距離の1800メートルも問題ないはずで、期待の方が大きい一戦。51キロもいい。

 ターコイズS、中山牝馬Sで連続2着と地力強化中のフロンテアクイーン(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)。勝ちみに遅いが、重賞で戦える能力を備える。函館記念3着のエテルナミノル(牝5歳、栗東・本田優厩舎)もエントリーしている。(大上 賢一郎)

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