【仏G1・ジャックルマロワ賞】アクシデンタルエージェント、英G1制覇で評価急上昇!

◆ジャックルマロワ賞・仏G1(8月12日、芝1600メートル・ドーヴィル競馬場)

 JRAによる馬券発売対象レース、仏G1・ジャックルマロワ賞(ドーヴィル競馬場・芝直線1600メートル)は日本時間12日23時20分に発走予定。アクシデンタルエージェント(牡4歳、英・Eジョンソンホートン厩舎)は、強烈な末脚を武器に前走の英G1・クイーンアンSを制覇した。評価が急上昇中の一頭だ。

 今年のロイヤルアスコット開催でクイーンアンSを制し、一躍脚光を浴びる存在となったのが、アクシデンタルエージェントだ。G1未勝利とあって15頭立ての11番人気タイと低評価だったが、後方2番手から一気に突き抜けた。

 米G1馬でハーツクライ産駒のヨシダ(5着)、イスパーン賞勝ち馬のレコレトス(7着)、ロッキンジSなどG1・3勝のロードデンドロン(9着)、今春のドバイ・ターフを勝ったベンバトル(10着)などの強豪を蹴散らし、波乱を演出した。

 勝利も印象的だったが背景もまたドラマチックだ。父から厩舎を引き継いだ女性調教師のE・ジョンソンホートン師はこれが初タイトルで、生産者はトレーナーの母であるR・F・ジョンソンホートン夫人。15年タタソールズオクトーバーセールで値が上がらず、8000ギニー(約120万円)で買い戻した経緯がある。

 14戦無敗の名馬フランケル、欧州調教馬としてG1最多勝となる14勝を挙げた名牝ゴルディコヴァ、G1・5勝の名マイラーであるソロウなどが名を連ねるクイーンアンSの覇者。末脚を武器に、ドーヴィルでもサクセスストーリーが続くか。

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