【東海S】アンジュデジール、今度こそ牡馬の壁破る!

充実一途のアンジュデジール
充実一途のアンジュデジール

◆第36回東海S・G2(1月20日・ダート1800メートル、中京競馬場)

 今度こそ牡馬の壁を破ってみせる。第36回東海S・G2(20日、中京、1着馬にフェブラリーS優先出走権)にエントリーしているアンジュデジールは昨秋以降の充実ぶりが目を引き、「体がどんどん増えて、調教ばかりやっていてももったいないくらい」と昆調教師。右肩上がりの状態を維持して5歳初戦に臨む。

 JBCレディスクラシックで初のビッグタイトルを獲得すると、今回と同じ舞台だった前走のチャンピオンズCも逃げて4着と好走。ダート界の頂点が見える位置まで力をつけた。「明け4歳の鬼(ルヴァンスレーヴ)がいなくなったからね。ほかの馬たちとなら、展開ひとつで結果は変わるだろうから」とトレーナーは勝算を見込む。

 9日に栗東・CWコースで1週前追い切りを行い、13日は同坂路で56秒1―12秒2。陣営はフェブラリーS(2月17日、東京)の前哨戦と位置づけているが、年をまたいでの意欲的な調整には勝負ムードが漂う。

 「当然、ある程度は仕上げていく。条件的にも不安なところはない。レースは今回もジョッキー(横山典)に任せるだけ」と昆師。新興勢力の台頭も封じ、胸を張って府中決戦に乗り込むつもりだ。(吉村 達)

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