16、17年度の年度代表馬で、JRA史上最多タイG1・7勝を挙げたキタサンブラック(牡7歳)の初子となる牡馬が、19日に北海道安平町のノーザンファームで誕生していたことが20日、分かった。
母はフランス産で現役時代は3勝の成績だったリアリサトリスで、その半兄には仏G1・ジャンプラ賞勝ち馬のルーヴルがいる血統馬。19日の夕刻に、鹿毛の牡馬が産声を上げたという。
ノーザンファーム事務局の担当者は「お母さんにとって6番目の子どもです。お父さんより、少し太めの流星を持つ男の子。元気な子どもで、母子ともに健康です」と説明した。キタサンブラックは昨年、社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度の種付け料は500万円だった。