オジュウチョウサン、阪神スプリングジャンプから天皇賞・春を本戦に調整

 昨年の最優秀障害馬で有馬記念にも出走(9着)したオジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正厩舎)が、始動戦の阪神スプリングジャンプ(3月9日、阪神)から、天皇賞・春(4月28日、京都)を本線としたローテーションを組んでいることが6日、分かった。管理する和田正調教師が明らかにした。天皇賞が賞金的に出走できない状況のときは、当初の予定通り中山グランドジャンプ(同13日、中山)で4連覇を目指す。

 同馬は現在、千葉・和田牧場へ放牧に出されており、6日に美浦トレセンへ帰厩した。「だいぶ回復しました。キャンターで乗る距離を3200メートルに延ばしていますが、問題ないです」と和田正師は長丁場に対応するための調整に取り組んでいる。

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