【高松宮記念 杉浦調教師に聞く】ナックビーナス、気持ちが充実しているし楽しみ 

僚馬を馬なりで追走し併入したナックビーナス(手前)
僚馬を馬なりで追走し併入したナックビーナス(手前)

◆高松宮記念追い切り(20日・美浦トレセン)

 ―ナックビーナスの追い切りは、美浦のPコースで5ハロン62秒9―12秒1。上々の動きでした。

 「速いかなと思ったけど、引っ張り切れないくらい。(自分の目には)よく映っているし、前走よりいい感じで来ています」

 ―ここ2戦はいずれも、モズスーパーフレアに0秒2差の2着でした。

 「あの馬強い。あんなに(冬)毛が長いのに(笑い)。あれだけ飛ばして、差せるかなと思っても止まらないんだから。でも、ナックビーナスも気持ちが充実しているし楽しみにしています」

 ―今回は弟子の大野騎手で臨むG1です。

 「(大野はデビューした05年に)中京で初騎乗、初落馬をしているんです。弟子でもあるし、恩返ししてくれないですかね」

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