【フェブラリーSデラええ馬や!】宮下瞳騎手はアスコット、木之前葵騎手はインティで勝負

宮下瞳騎手(左)と木之前葵騎手
宮下瞳騎手(左)と木之前葵騎手

 G1トーク「デラええ馬や!」の宮下瞳騎手、木之前葵騎手=ともに名古屋=が、今年最初のJRA・G1、フェブラリーSで予想にチャレンジします。

 昨秋G1・7連勝の離れ業をやってのけた宮下騎手がモズアスコット、昨年ラストのホープフルSで3連単&馬連を仕留めた木之前騎手が連覇を狙うインティに◎を打ちました。

 内尾(以下、内) 今年もよろしくお願いします。今年最初のJRA・G1、フェブラリーSの本命を教えてください。まずは昨年は予想でも絶好調だった瞳さんから。

 宮下瞳(以下、瞳) 私はモズアスコットにしました。前走の根岸S(1着)では、直線であっさりコパノキッキングを差し切ってインパクトがすごかったです。初めてのダートであれだけ走れるなんて、びっくりです。

 内 レース展開をどうみていますか?

 瞳 武豊騎手のインティがハナに行ってレースを引っ張り、動きがあるのは3、4コーナーから。そこからペースが上がって、直線ではアスコットが前走のようなすごい脚で差し切ってくれたらいいなと思っています。

 木之前葵(以下、葵) 瞳先輩、ワタシはインティに期待しているんですよ。部屋に貼ってある競馬カレンダーが、今月はインティ。昨年のフェブラリーSの写真ですが本当に素晴らしい体つきをしていて、肩周りの筋肉がいいですね。いかにも力強くてダート馬という感じ。今年初戦の東海S(3着)では控える形で崩れなかったこともポイント。あの競馬が今回につながると思います。

 内 さて、話は変わり、藤田菜七子騎手が15日の小倉競馬で落馬し、左鎖骨骨折と診断されました。現在休養中で、お二人からエールをお願いします。

 瞳 去年、G1初挑戦となったフェブラリーSではコンビを組んだコパノキッキングを本命にして応援したのが懐かしいです。あれからジョッキーとしてさらに成長し、女性騎手の記録をどんどん塗り替えていった菜七子ちゃん。初めての大きなケガで大変と思いますが、神様がくれたお休みだと思って、焦らずに治してほしいです。

 内 瞳さんは昨夏、落馬で鼻を骨折したけど、しっかり治してファンの前に帰ってきました。菜七子騎手の復活劇も見たいですよね。では、葵さんからもメッセージを。

 葵 今年も結果を出し続けていて調子が良かっただけに、本当に悔しいと思います。騎手にとってケガは付きもので、早く乗りたくなるのは仕方がないけど、無理をしないでほしいです。初めての大きなケガですが、乗り越えてさらにレベルアップした菜七子ちゃんを見たいです。

 内 ありがとうございます。私はまたレースでお二人と菜七子騎手との競演が見たいです。騎手は大変な仕事と思いますが、ケガなく乗り続けてくださいね。

【宮下瞳騎手の印】

◎(12)モズアスコット  

○(9)サンライズノヴァ 

▲(5)インティ     

★(10)ノンコノユメ   

△(2)アルクトス    

△(3)ワイドファラオ  

△(4)タイムフライヤー 

【木之前葵騎手の印】

◎(5)インティ     

○(12)モズアスコット  

▲(2)アルクトス    

★(10)ノンコノユメ   

△(3)ワイドファラオ  

△(9)サンライズノヴァ 

△(13)デルマルーヴル  

 ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ) 1977年5月31日、鹿児島県鹿児島市生まれ。42歳。女性騎手では国内最多の地方通算832勝。13日に名古屋の重賞・梅見月杯(ポルタディソーニ)、20日の笠松の準重賞・東海クラウン(メモリートニック)でV。昨秋はG1予想7連続的中。152センチ、46キロ。血液型A。

 ◆木之前 葵(きのまえ・あおい) 1993年7月10日、宮崎県北諸県郡三股町生まれ。26歳。13年4月に名古屋でデビューし、地方通算390勝。昨年は女性騎手最多の67勝を挙げ、NARグランプリ2019で3年ぶり3回目の優秀女性騎手賞。149センチ、45キロ。血液型O。

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