◆第76回セントライト記念・G2(9月19日、中山・芝2200メートル)
3冠最終戦のトライアル競走は3歳牡馬13頭によって争われ、松山弘平騎手が手綱を執った3番人気のガイアフォース(栗東・杉山晴紀厩舎、父キタサンブラック)が重賞初挑戦で初勝利を挙げて菊花賞(10月23日、阪神)の優先出走権を獲得した。勝ち時計は2分11秒8(稍重)。日本ダービー3着で1番人気に推された2着アスクビクターモア(田辺裕信騎手)との激しい競り合いを、頭差で制した。さらに3馬身差の3着には2番人気のローシャムパーク(クリストフ・ルメール騎手)が入った。
日本ダービー8着からの復帰戦となったオニャンコポン(菅原明良騎手)は上位3頭に続く4番人気を集めたが、7着に終わった。
菅原明良騎手(オニャンコポン=7着)「やる気があってフレッシュな状態でした。ゲートも良く出てくれたので控えずに前に行きました。距離は少し苦しくなったので2000メートル以下でリズム良く走らせたい」