スプリント戦においてはやはり香港勢が優位。本命は地元のラッキースワイニーズ。前哨戦のジョッキークラブスプリント勝ちを素直に評価した。ゲートの出が遅い課題はあるにしても、パートン騎手とマン調教師がそろって「現在も上昇中」と語る逸材。一気に頂点に立つと見た。
以下は混戦という見立て。前哨戦3着のデュークワイ、G1実績のあるウェリントンとスカイフィールドは外寄りゲートからの立ち回りひとつ。一方、内めのゲートに入ったレシステンシア、ナランフレグはチャンスあり。ジャンダルムも偉大な母を超える激走を期待したい。
【成田幸穂の予想】
◎ラッキースワイニーズ
〇デュークワイ
▲スカイフィールド
△ウェリントン
△ジャンダルム
△ナランフレグ
△レシステンシア
◆成田幸穂(なりた・さちほ) 1984年8月8日、東京生まれ。(株)サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。12月11日(日)ラジオNIKKEI第1「香港国際競走実況中継」に出演予定。