【阪神C】グレナディアガーズが連覇へ坂路でラスト11秒6 Cデムーロ騎手「メンタル面が成長」

Cデムーロ騎手を背に坂路で併せ馬を行ったグレナディアガーズ(左)
Cデムーロ騎手を背に坂路で併せ馬を行ったグレナディアガーズ(左)

◆第17回阪神C・G2(12月24日、阪神・芝1400メートル)追い切り=12月21日、栗東トレセン

 連覇を狙うグレナディアガーズ(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎、父フランケル)が、坂路で久々を感じさせない動きを見せた。クリスチャン・デムーロ騎手がまたがり、坂路でダノントルネード(2歳1勝クラス)と併せ馬。3馬身半追走し、ゴール前で仕掛けられると鋭く反応して53秒3―11秒6で併入した。

 英国遠征からの復帰初戦。継続騎乗となるCデムーロ騎手は「行きっぷりが良かったですね。前走から6か月ほど間隔が空いていますが、状態はすごく良さそうです」と声を弾ませた。

 昨年は中団から直線で外を突き抜けて1馬身半差の快勝。2020年朝日杯FS以来の重賞2勝目となった。自身の連覇も懸かる鞍上は「1年前からメンタル面が成長して、引っかかる感じがありません。阪神1400メートルの舞台も合っていると思います」と手応えをにじませた。

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