【2023年注目馬】クラシック狙える素材ダノンザタイガー 国枝調教師「一戦ごとに成長」

名門・国枝厩舎の素質馬ダノンザタイガー
名門・国枝厩舎の素質馬ダノンザタイガー

 デビュー前から評判になっていたダノンザタイガー(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ハーツクライ)。単勝1・4倍の圧倒的1番人気に支持された新馬戦は2着とまさかの敗戦を喫したが、未勝利戦を2馬身差で快勝すると、前走の東京スポーツ杯2歳も0秒1差の2着と軌道に乗ってきた。

 国枝栄調教師が「一戦ごとに成長している」と話す通り、前走は馬体重12キロ増で好走し、レース内容も目に見えて良くなっている。「昨年のダノン(ベルーガ)と同じようなローテーションになるかな」と見通しを語るように、23年初戦は共同通信杯・G3(2月12日、東京)を予定。ここで結果を出せば、皐月賞・G1(4月16日、中山)、日本ダービー・G1(5月28日、東京)の王道を、主役で迎えることになるだろう。(西山 智昭)

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