【3歳新馬評価】ヒメナデシコ、キックバックで下がるも直線鋭伸…岩田望来騎手「成長すればいいところを狙える」

ヒメナデシコ
ヒメナデシコ

 中山、中京の2場開催、2鞍が組まれた新馬戦。外厩別ではノーザンファーム天栄、ヒイラギawajiが幸先のいい1勝を挙げた。

【1月5日・中京5R、3歳新馬、芝2000メートル、良馬場=12頭立て】

◆ヒメナデシコ(牝、栗東・森田直行厩舎、父シルバーステート、母ナデシコニッポン、母の父アドマイヤジャパン)434キロ、馬主=林正道、生産牧場=秋田牧場

【血統】ブライアンズタイム産駒の祖母ロイヤルペルラの系統からは、フラワーCを勝ち、桜花賞3着トレンドハンター(牝、父マンハッタンカフェ)、デビュー連勝、1番人気に推されたホープフルSで5着のミッキーカプチーノ(牡、父エピファネイア)が出た。

【レースVTR】道中は7番手から追走。直線入り口から岩田望来騎手にうながされ、豪快に抜け出した。上がり最速34秒4をマークし、2着のアイヲヨブテーラーに1馬身差でゴールした。勝ち時計は2分3秒5。

【コメント】岩田望来騎手「ゲートはまずまずでしたが、1コーナーでキックバックを受けて後ろに下がりました。直線で抜け出してからはいい脚でした。これから徐々に成長してくれればいいところを狙えると思います」

【将来性】★★★  ※森田調教師は「脚の回転が速かったので、これはいけるかなと思った。2000メートルで勝ったけど、あの回転なら1600メートルでもいけるかも」と今後を見据えた。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

フェブルウス   ◇5日中山3Rダ1800(ノーザンファーム天栄)

ヒメナデシコ   ◇5日中京5R芝2000(ヒイラギawaji)

【2022年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  山元トレーニングセンター   35勝(30・7%)

2  ノーザンファーム天栄     30勝(28・7%)

3  ノーザンファームしがらき   27勝(30・6%)

4  チャンピオンヒルズ      26勝(23・3%)

5  グリーンウッド・トレーニング 16勝(26・1%)

6  宇治田原優駿ステーブル    10勝(13・9%)

7  吉澤ステーブルWEST     9勝(17・3%)

8  大山ヒルズ           9勝(21・3%)

9  松風馬事センター        7勝(14・7%)

10 ノーザンファーム空港      7勝(50・0%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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