【日経新春杯】今年初戦の4歳馬プラダリアは坂路でラスト12秒3 陣営「調教後の息の乱れは全くない」

プラダリア
プラダリア

◆第70回日経新春杯・G2(1月15日、中京・芝2200メートル)追い切り=1月11日、栗東トレセン

 昨年の青葉賞の勝ち馬で日本ダービーでは5着、前走の菊花賞で7着だったプラダリア(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ディープインパクト)が、重賞2勝目に向けて、上々の気配を見せた。坂路コースでの最終追い切りは馬なり単走で53秒8―12秒3をマーク。「(今回初コンビの松山(弘平騎手)も乗りやすくて良い馬と話していたけど、きちんと手前も替えていたし、上がってきた後の息の乱れも全くなかった」と、平野助手は高く評価した。

 菊花賞以来の今年初戦となるだが、「あの当時よりも体の前の方が発達してきた。全体的にパワーアップしているね。追い切るにつれてカイバ食いも良くなってきた」と肉体的な成長もアピール。陣営が増えなかったと悩んでいた馬体重も「10日の計量では470キロ(前走時458キロ)まで増えていた。斤量も56キロだし、期待しています」と明るいムード。今年初戦で青葉賞以来の重賞制覇を決め、飛躍の一年につなげる。

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