21年のマーメイドS・G3を制したシャムロックヒル(牝6歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)が引退すると、馬主の社台サラブレッドクラブが25日、発表した。
19年7月にデビューした同馬は、翌年7月の10戦目で待望の初勝利。21年のマーメイドSでは10番人気の低評価ながらも50キロの軽ハンデを生かし、藤懸貴志騎手とのコンビで人馬ともに重賞初制覇を飾った。ラストランは22日のアメリカJCCの13着。レース後の疲労の色が濃く、クラブ規程の引退期限3月末までの出走は満足な仕上げが難しいことから、引退を決めたとしている。