史上初のJRA通算4400勝に王手をかけていた武豊騎手=栗東・フリー=は1月28日、東京で6鞍に騎乗したが、未勝利で大台到達はお預けとなった。
この日のラストチャンスとなった11R・白富士Sでは最内枠の2番人気ドーブネとのコンビでスタートを決め、果敢に先手を奪った。前半1000メートルが59秒9という絶妙な逃げに持ち込み、最後の直線でも残り50メートルまで懸命に相棒を励まし続けたが、サリエラ(ルメール)の決め脚に屈して2着に終わった。「楽なペースだったけどね…。1ハロンぐらい少し距離が長いのかな」と敗因を分析。29日は再び東京で3鞍に騎乗する。