【阪急杯】3連勝中アグリが重賞初挑戦 安田隆師「ダイアトニック2世になってほしい」

3連勝の余勢を駆って重賞に初挑戦するアグリ
3連勝の余勢を駆って重賞に初挑戦するアグリ

◆第67回阪急杯・G3(2月26日、阪神・芝1400メートル=1着馬に高松宮記念の優先出走権)=21日、栗東トレセン

 1勝クラスから3連勝中のアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎、父カラヴァッジオ)が重賞に初挑戦する。この日は、雪が降り積もる栗東・坂路を64秒6ー16秒6で登坂。安田隆調教師は「状態は変わりないですよ」とうなずいた。

 前走は2番手追走からスムーズに抜け出し、1馬身半差で快勝。レースセンスの良さを示した。指揮官も「条件戦ですが、いい競馬でした」と評価している。

 今回の阪神・芝1400メートルは、2勝クラス、3勝クラスと同じ舞台。安田隆師は「たまたまです。初めてのオープンでどれだけやれるか」と謙遜する一方、「ゲートセンスがいいですからね。ダイアトニック2世になってほしい」と、昨年引退し、この距離の重賞で4勝した“スペシャリスト”の名を挙げて期待を寄せた。

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