【報知杯弥生賞】ワンダイレクトは好時計で追走併入 ルメール騎手「いい反応をしてくれた」

併せ馬で仕上げられたワンダイレクト(左)(カメラ・高橋 由二)
併せ馬で仕上げられたワンダイレクト(左)(カメラ・高橋 由二)

◆第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月5日、中山競馬場・芝2000メートル、皐月賞トライアル)追い切り=1日、栗東トレセン

 若駒S2着のワンダイレクト(牡3歳、栗東・藤岡健一厩舎、父ハービンジャー)が、ルメール騎手を背に最終追い切りを消化。CWコースでノルカソルカ(6歳オープン)を1馬身半追走し、馬なりのまま併入に持ち込んだ。全体5ハロン65秒4―11秒2と時計も優秀。鞍上は「状態は良さそう。いい反応をしてくれた。いい追い切りをしてくれた」と好感触を伝えた。

 新馬勝ち以来2戦ぶりのコンビ。その初戦は見事な瞬発力で差し切り、着差以上の強さを印象付けた。ルメール騎手は「いい脚を使える。先頭でフワフワするところはあるけど、真面目に走っているし、すごく乗りやすい。(初戦より)良くなってきたと思う。楽しみにしています」と期待をかけた。

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