【皐月賞】共同通信杯を制したファントムシーフは仕上がり良好 陣営「うまく持って行けそう」

今週でうまく持って行けそうというファントムシーフ
今週でうまく持って行けそうというファントムシーフ

◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山・2000メートル)=4月10日、栗東トレセン

 共同通信杯で重賞初制覇を飾ったファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎、父ハービンジャー)は4戦3勝。大崩れなく安定して力を発揮できる強みを持っている。2走前のホープフルSは、最内枠からスタートで後手に回り窮屈なレースを強いられながらも0秒2差の4着。前走で巻き返しにも成功している。

 1週前追い切りではフルヴォート(5歳3勝クラス)、シルヴァーデューク(3歳1勝クラス)と栗東・CWコースで3頭併せ。調教駆けする2頭に追い付かず、2馬身ほど遅れる形になったが、6ハロン80秒3―11秒5の時計なら問題はない。「今週でうまく持って行けそうな感じ。ルメール騎手にもう1週(調教で)乗ってもらえるので気持ちを上げて行ければ」と梛木助手。心身ともにきっちりと仕上げ2度目のG1の舞台に臨む。

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