【日本ダービー】無敗2冠へ ソールオリエンスがラスト11秒1 手塚調教師「伸びはさすがG1馬」

横山武史騎手を背に追われたソールオリエンス(右、カメラ・荒牧 徹)
横山武史騎手を背に追われたソールオリエンス(右、カメラ・荒牧 徹)

◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)1週前追い切り=5月17日、美浦トレセン

 デビュー3連勝で皐月賞を制して、競馬の祭典で史上8頭目となる無敗の2冠を狙うソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が、Wコースでスピード感あふれる走りを披露した。外ドゥラモンド(5歳3勝クラス)を追走する形から、直線では大外を回して、横山武史騎手が軽く仕掛けると反応よく加速。6ハロン80秒8―11秒1で、最後は2馬身ほど先着した。

 手綱を執った鞍上は「いい反応でしたね。順調さを表しているのかなと思います。左回りの追い切りは初めて乗ったんですけど、良くも悪くも右と差はないかなという感じでした」と、好感触を口にした。大一番に向けた1週前追い切りを見届けた手塚調教師は「直線の伸びは、さすがG1馬。週末に少しやって、来週それなりにやればいいと思う。さらに良くなっていると思います。今日の追い切りを見て、駄目だなと思う人はいないでしょう」と、満足げにうなずいた。

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