【東京5R・2歳新馬】レーン騎手、ゴンバデカーブースで東京開催新馬戦4戦全勝 短期免許最終週も存在感 

ゴンバデカーブースでも勝ち、今年の東京での新馬戦を全て勝っているレーン(右)(左は堀調教師)
ゴンバデカーブースでも勝ち、今年の東京での新馬戦を全て勝っているレーン(右)(左は堀調教師)

 10日の東京5Rの新馬は短期免許最終週のダミアン・レーン騎手(29)=豪州=が、ゴンバデカーブース(牡、美浦・堀厩舎)で勝利。23年の東京開催新馬戦4戦を全て勝つという“無双状態”だ。

 鮮やかな逃げ切りVで、ゴンバデカーブースが将来性をアピールした。手綱を執ったレーンは、先週から東京での新馬戦4戦全勝を飾り、短期免許での来日ラストウィークも抜群の存在感。「これから全ての面で成長していくと思いますので、いい馬になれると思います」と素質に太鼓判を押した。

 2番人気に甘んじたが、好発からハナを奪い、そのままリズム良く運んでセンスの良さを見せた。直線も脚いろは鈍らず、最後は1馬身3/4差をつけて完勝だ。「レース前にすごく落ち着いていて、新馬とは思えないくらいリラックスしていました」と鞍上。新種牡馬のブリックスアンドモルタル産駒としては、先週の阪神で新馬勝ちのテラメリタに続く2勝目を挙げて話題性も十分だ。

 堀厩舎とレーンは、今年の日本ダービーをタスティエーラで制するなど、まさに“黄金タッグ”だ。11日日曜の東京5Rの2歳新馬戦でも超良血馬ダノンエアズロックとのコンビが控えており、最後までターフを沸かせ続ける。(坂本 達洋)

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