◆第18回キーンランドC・G3(8月27日、札幌・芝1200メートル=重)
サマースプリントシリーズ第5戦は古馬16頭によって争われ、浜中俊騎手が手綱を執ったナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)が単勝1番人気に応えてスプリント重賞4勝目を挙げ、秋の大一番、スプリンターズS・G1(10月1日、中山)の優先出走権を獲得した。
勝ち時計は1分9秒9。2着は8番人気のシナモンスティック(松岡正海騎手)、3着は2番人気のトウシンマカオ(鮫島克駿騎手)が続いた。
ウンベルト・リスポリ騎手(ウォーターナビレラ=11着)「今日のような馬場は得意ではないと思います」
ルーク・モリス騎手(タイセイアベニール=12着)「とてもいい馬でしたが、柔らかい馬場で非常に走りづらそうにしていました。スタートは良く、いいポジションも取れましたが、本来の力を発揮することができませんでした」
松田大作騎手(レッドベルオーブ=13着)「馬場が悪くて全然、進んでくれませんでした。いい感じに運べましたけど、今日は条件が合いませんでした」
亀田温心騎手(レイハリア=14着)「スタートでつまずいてそれがすべてだった。マイナス体重でしたが、あまりしぼんでいる感じではなかった。馬場が緩くて脚を取られてしまった」
江田照男騎手(カイザーメランジェ=15着)「直線の反応がなかった。あまりにも馬場が悪かったのか。ただ、のめった感じでもなかったが…。いつも一瞬の脚は使ってくれるけどそれもなかった」
松山弘平騎手(ウインマーベル=16着)「スタートで挟まれる不利がありましたし、馬場状態も得意ではなかったです。苦しい競馬になってしまいました」