第37回セントウルステークス・G2が9月10日、阪神の芝1200メートルで行われる。
1、2、3勝クラスを3連勝で挑んだ阪急杯を制したアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)。不良馬場の高松宮記念(7着)、初の海外遠征・香港チェアマンズスプリント(5着)では結果が出なかったが、1週前の栗東坂路では50秒9―11秒9。コンディションの良さをアピールした。大目標のスプリンターズSに向けて、ここで凡走は許されない。
京王杯SC8着以来のピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、ここを目標に順調な立ち上げ。1週前も坂路で50秒8と好時計をマークした。絶好調時の動きにはまだないが、直前の上昇度に注目。
アイビスSD6着からの参戦ジャングロ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)。マーガレットSを勝った舞台で重賞Vの期待がかかる。
葵ステークス3着ビッグシーザー(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)、CBC賞3着スマートクラージュ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)、安田記念18着以来のドルチェモア(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)も初の距離で激変がないか。ホウオウアマゾン(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)、ロンドンプラン(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)もエントーリー。(大上 賢一郎)