◆第37回セントウルS・G2(9月10日、阪神・芝1200メートル)=9月5日、栗東トレセン
21年のスプリンターズSを制したピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父モーリス)が復活を目指す。
同年の香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ左前脚を骨折。1年以上の休養を強いられた。今春も復帰を予定していた2月の阪急杯で、左後肢の歩様に違和感が出て回避。順調さを欠き高松宮記念13着、続く京王杯SCでも8着と結果を残せなかった。
「春はひと頓挫あって、高松宮記念にギリギリ間に合ったから使った。でも、今は不安がないからね」のトレーナーの言葉が示す通り、1週前の8月30日には坂路で50秒8。アクシデントのあった春とは違い、ここまではスムーズに調整を進めている。「ここを使って、スプリンターズSだからね。(両レースとも)うまいこといって欲しいね」と期待を込めた。