10月9日の京都5R・2歳新馬(芝2000メートル=10頭立て)はG1・2勝のショウナンパンドラの半弟で単勝2番人気だったオールナット(牡2歳、栗東・高野友和厩舎、父サトノダイヤモンド)が2馬身差の逃げ切り勝ち。デビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は2分5秒5(重)。
発馬を決めマイペースの逃げ。余力を持って直線に入ると力強く伸びて後続を突き放し、悠々と先頭でゴールを駆け抜けた。「ゲートの一歩目も出てくれました。スローペースになりましたが、瞬発力があるのも分かっていたので自信を持って乗れました」と北村友。姉は2015年のジャパンC、2014年の秋華賞を優勝。「まだまだ成長してくれると思いますし、無事にいって欲しいですね」と鞍上も期待を込めた。