
◆第42回フェブラリーS・G1(2月23日、東京競馬場・ダート1600メートル)追い切り=2月20日、美浦トレセン
前走の名古屋大賞典で重賞2勝目を挙げて、G1初制覇を狙うミッキーファイト(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父ドレフォン)が、迫力満点の動きを披露した。Wコースで外グロスビーク(3歳未勝利)を追走する形からスタートして、直線の入り口で並びかけると、6ハロン80秒8―11秒4の馬なりで半馬身先着した。楽な手応えで好時計をマークして、好仕上がりをアピールした。
田中博調教師は「ある程度、馬も仕上がってきたというところだったので、騎乗スタッフに任せて、やりたい強度の調教と感触の確認はできました。走りの質が変わってきたのか、見てる印象以上に時計が出ていたのは、ストライドが伸びたのか、いい走りになっている印象」と好感触を口にした。まだキャリア6戦ながら、伸びしろあふれる4歳馬に大駆けムードが漂う。