障害界絶対王者オジュウチョウサンが九十九里特別を回避 和田正師「左トモのはまりが悪い状態」

9月6日に美浦Wコースで追い切ったオジュウチョウサン
9月6日に美浦Wコースで追い切ったオジュウチョウサン

 J・G15勝の障害王者で、有馬記念出走を目指して平地へ再転向したオジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一郎厩舎)が、左トモ(後肢)の違和感のため秋の始動戦として予定していた9月22日の九十九里特別(中山)を回避することになった。

 美浦トレセンで取材に応じた和田正調教師は「本調子ではない状態がずっとあって、(調教で)乗りながら様子を見てきたが、はまりが悪い状態。走らせても本来の力強さじゃない。いい状態でないと(レースに)使えないと思うし、走った後にガタッときてもいけない」と理由を説明した。

 4年8か月ぶりの平地挑戦だった前走の開成山特別は、武豊とのコンビで鮮やかな逃げ切り勝ちを決め、新たな可能性を予感させる走りだった。今後について和田正師は「回復具合で次走を考えていく。(有馬記念へ)どうやって持っていくか、そこを一番に考えていきたいところ」と語った。

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