デアリングタクトが歴史的ジャパンCへ初時計 杉山晴調教師「変わりないのが何より」

坂路で単走で追い切るデアリングタクト
坂路で単走で追い切るデアリングタクト

 ジャパンC・G1(11月29日、東京・芝2400メートル)で無敗3冠馬対決に挑むデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が11日、滋賀・栗東トレセンの坂路で追い切られた。史上初となる無敗での牝馬3冠を成し遂げた秋華賞後は短期放牧に出され、今回は4日に帰厩後の初時計。軽快な脚取りで55秒6―13秒1をマークした。

 「大きく変わりないですし、変わらないのが何よりです」と杉山晴調教師は満足そうな表情。前走は約5か月ぶりと間隔の空いたレースだったため、反動を気にしていたというが、「今のところは順調です」と満足そうにうなずいた。来週は主戦の松山弘平騎手が騎乗し、1週前追い切りを行う予定になっている。

 また、無敗の3冠馬で、初対戦が注目を集めているコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)はあす12日、栗東に帰厩する。

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