東京11R毎日王冠・G2・馬トク激走馬=マイネルファンロン
前走の新潟記念では12番人気をあざ笑う直線一気の差し切り。メンバー最速33秒4の末脚を繰り出し、30戦目で待望の重賞初制覇を飾った。
中間は外厩・ビッグレッドファーム鉾田で調整され、9月22日に帰厩。直前は美浦のウッドチップでシュネルマイスターと併せて遅れはしたが、ラスト1ハロンで離されず踏ん張り、この馬としては上々の切れ味を見せた。筋肉の隆起が際立つ好馬体。6歳にして充実期に入った印象だ。
折り合いに課題を残す馬だが、前走はその点にも大きな進境が見られた。好調・横山武史騎手との初コンビでリズムよく運べば、上位争いのシーンも十分。