◆チャンピオンズC追い切り(11月30日・栗東トレセン)
跳びの大きなフットワークで軽快に駆け上がった。サンライズホープが鞍上のゴーサインに鋭く反応し、栗東・坂路を53秒0―12秒0と伸びた。CWコースで6ハロン83秒4といっぱいに追われた先週の実質的な最終追い切りを経て、さらに上昇。「気持ち良く週末を迎えられるようにやった」と羽月調教師も納得の仕上がりに目を細めた。
“けがの功名”で新たな一面を切り開いた。先行策が得意スタイルだったが、前走はスタート直後に後肢を滑らせ後方から。だが、直線では目の覚めるような末脚を繰り出し、重賞2勝目を飾った。「控えていい結果が出たので、今回も控える競馬をしたい」と幸。3度目のG1挑戦。脚質転換に成功した成果を大舞台で見せつける。