◆第67回有馬記念・G1(12月25日、中山・芝2500メートル)1週前追い切り=12月14日、美浦トレセン
天皇賞・秋でG1初制覇を成し遂げたイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)はWコースでクリストフ・ルメール騎手が騎乗した。セントオブゴールド(5歳3勝クラス)を追走し、最後は鋭い反応を見せて、6ハロン81秒1ー12秒0で併入に持ち込んだ。
初のG1タイトルを獲得した天皇賞・秋以来またがったルメール騎手は「だんだんペースアップしてくれました。3コーナーからいって最後だけ併せて、自分で伸びてくれました。フットワークもよかったし、呼吸も良かった。またパワーアップした。有馬記念ではトップコンディションで走れそう」と自信のコメントだった。
有馬記念がクリスマスの日に開催されるのは自身がサトノダイヤモンドで勝った16年以来6年ぶり。「クリスマスプレゼントが欲しいですね、自分に」と勝利を自らにプレゼントするつもりだ。