【京都金杯】イルーシヴパンサー復活へラスト1ハロン11秒2 久保田調教師「左回りのマイルはいい」

抜群の伸び脚を披露したイルーシヴパンサー
抜群の伸び脚を披露したイルーシヴパンサー

◆第61回京都金杯・G3(1月5日、中京・芝1600メートル)追い切り=1月2日、美浦トレセン

 イルーシヴパンサー(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎、父ハーツクライ)が、抜群の伸び脚を披露し復活へ好気配を漂わせた。美浦・Wコースを単走でスタート。小気味のいい走りでリズム良く最後の直線へ向くと、グンとギアを上げて一気に加速し、最後まで鞍上の手綱は動かないままラスト1ハロンは11秒2と極上の切れ味。5ハロンは70秒3をマークし、状態の良さをうかがわせた。

 久保田調教師は「年末までにしっかりと併せ馬でやっていて、きょうもいい動き」と納得の表情を浮かべる。昨年2月に東京新聞杯で重賞初Vを飾ったように寒くなると調子を上げるタイプ。2走前の安田記念では1番人気に支持されるなど実力は疑いようがない。「左回りのマイルはいい。自在に競馬ができれば」とトレーナーも力の入る一戦だ。

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