ジャンダルムでG1初Vの荻野極騎手が沈痛な表情「お前、もっと頑張らないと、と言ってくれてる気がします」

22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(左)
22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(左)
22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(右は池江泰寿調教師、中は荻野極騎手)
22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(右は池江泰寿調教師、中は荻野極騎手)

 22年のスプリンターズSでジャンダルムに騎乗してG1初Vを決めた荻野極騎手=栗東・フリー=が、24日に10歳で天国に旅立ったジャンダルム(父キトゥンズジョイ)について取材に応じた。

 22年のオーシャンSでは自身に重賞初Vもプレゼントしてくれた愛馬に「急なことですし、あまりにも早い別れになってしまいました。つらくて悲しいです。重賞もG1も獲らせてくれて、少し手を焼いたところもありますし、より思い入れのある馬でした」と思いをはせた。

 自身はG1制覇もきっかけとなり、昨年は33勝とキャリア2位の勝ち星を挙げており「お前、もっと頑張らないといけないぞと言ってくれてる気がします。ジャンダルムにいい報告ができるように、いい騎手になって、少しでもいい競馬ができるように。これからさらに頑張ります」と決意。

 ジャパン・スタッドブック・インターナショナルのHPによると、種牡馬としては24年に55頭の産駒が誕生しており、昨年も51頭に種付けした。「遺伝子が受け継がれて、ジャンダルムの面影が感じられるような子に乗れたらいいなと思いますし、乗せていただけるように精進します」と力を込めた。

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