【中山記念・角田の特注馬】名伯楽も認めるポテンシャルの高さ! シックスペンスは仕上がり途上でも中心だ

シックスペンス
シックスペンス

◆第99回中山記念・G2(3月2日、中山競馬場・芝1800メートル)

 シックスペンス(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)は昨年、スプリングS、毎日王冠と1800メートルの重賞で2勝を挙げた。どちらもスローペースで一瞬の切れ味を発揮させての勝利。それが最も生きる中山の1800メートルはベストの舞台になる。

 毎日王冠を勝った後はマイルCSを目標に調整を続けていたが、蹄の炎症で回避。今回は5か月ぶりの復帰戦となる。国枝調教師は「前回は爪の問題で回避。今回もそういうところがあって坂路でやっている。体重はプラス20キロぐらい。この時期だから成長分もあると思うけどね。プールもやったり、色々しているよ」とまだ仕上がり途上であると話すが、同時に「ポテンシャルはすごいものがある」と、能力の高さには太鼓判を押した。

 現役唯一の1000勝トレーナーも認めた底知れぬ地力。たとえ状態はひと息でも、得意距離なら大崩れは考えづらい。飛躍の年にするべく、始動戦で目の覚めるようなレースぶりに期待したい。(角田 晨)

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