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◆第20回オーシャンS(3月1日、中山競馬場・芝1200メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権)=2月24日、栗東トレセン
登録馬16頭中、唯一のG1馬ママコチャ(牝6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父クロフネ)が2023年スプリンターズS以来、約1年5か月ぶりの勝利を目指す。前走の阪神カップは休み明けながら勝ったナムラクレアと0秒2差の5着と地力を示した。
斉藤助手は「前走はよく頑張った。牧場で結構乗ってもらっていて、帰厩後はカイバも食べて元気いっぱい。冬毛はいつも通り少し伸びているけど、状態は悪くない」と話した。2週前からCWコースでラスト11秒台と鋭い伸びを見せており、「太りやすいので長めで乗っている。元気がいいので攻められる」と納得の表情を浮かべた。
昨年は阪神カップから高松宮記念に直行するローテだったが、今年はオーシャンSを挟んでからの転戦予定。「叩いたほうがいいタイプだし、ここで結果が出ないとG1でもいいところがないと思うので。中山1200メートルはG1を勝っているし、ちょうどいい条件。頑張ってほしい」と同助手は力を込めた。