【オーシャンS】ステークホルダーの「控える競馬」開花きっかけは引退した女性騎手 ここを通過点に大舞台へ

ステークホルダー
ステークホルダー

◆第20回オーシャンS(3月1日、中山競馬場・芝1200メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権)=美浦トレセン

 同舞台で2勝クラス、3勝クラスと連勝中のステークホルダー(牡5歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ハービンジャー)が初の重賞へ挑戦する。1週前追い切りでは戸崎騎手を背に坂路で52秒7―12秒2の好タイムをマーク。斎藤誠調教師は「思ったような仕上がり具合で、来週にはきっちり仕上がる。騎手も特徴を分かってくれているし、中山1200メートルは得意なところ」と、自信をのぞかせた。

 元々は逃げ、先行策を取っていた同馬だが、昨年6月の1勝クラスから控える競馬を覚え覚醒。トレーナーは「以前までは止めるところもあるし、ワンペースだと思っていたので前に行っていたが、今の形は(大江原)比呂ちゃんが開花させたところがあると思っている」と、当時の鞍上だった大江原比呂元騎手のおかげだと語った。

 見据えるのはさらなる大舞台。「うまく大きいところへつなげられれば。ここからG1へと描いています」と、言葉に力を込めた。

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