【フェブラリーS】ペプチドナイルは4着で連覇ならず 藤岡佑介騎手「無理をしてでも行ったほうが良かったかも」

ペプチドナイルは4着で連覇ならず(手前、カメラ・岡野 将大)
ペプチドナイルは4着で連覇ならず(手前、カメラ・岡野 将大)

◆第42回フェブラリーS・G1(2月23日、東京競馬場・ダート1600メートル、良)

 今年最初のG1レースに16頭が出走し、単勝4番人気で藤岡佑介騎手が騎乗したペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎、父キングカメハメハ)は4着だった。コパノリッキー(2014、15年)、カフェファラオ(21、22年)に続く、史上3頭目の連覇を飾ることはできなかった。G1初制覇となった昨年の同レース以降、かしわ記念3着、南部杯2着、チャンピオンズC5着。1997年のG1昇格以降、同レース初の7歳馬によるVとはならなかった。

 1着は単勝2番人気でレイチェル・キング騎手が騎乗したコスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)で、勝ち時計は1分35秒5。2着は5番人気のサンライズジパング(幸英明騎手)、3着は1番人気のミッキーファイト(戸崎圭太騎手)だった。

 藤岡佑介騎手(ペプチドナイル=4着)「スタートは決まったけど、内の馬が見えて外も来ていたので、あそこで張ると楽をさせてもらえないと思って一列下げました。自分が下げたぶん、ペースも落ち着いてしまった。結果的に無理をしてでも行ったほうが良かったかも。そのぶんの差です」

 武英智調教師(ペプチドナイル=4着)「スタートが良かったですし、もう少し積極的で良かったのかなとも思います。(藤岡)佑介は昨日からの馬場を見て、前も止まりやすいから下げたようです。隊列が決まるのが思ったより早かった。あの位置からヨーイドンでは厳しい。競馬なのでね。ジョッキーも考えて乗ってくれていますから。このあとはドバイ(ゴドルフィンマイル)の招待も来ているので、在厩でケアしていきます」

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