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◆第59回小倉大賞典・G3(2月23日、小倉競馬場・芝1800メートル、良)
中距離のハンデ重賞は13頭立て(タマモブラックタイは出走取消)で争われ、トップハンデタイ58・5キロで藤懸貴志騎手騎乗、3番人気のヤマニンウルス(牡5歳、栗東・斎藤崇史厩舎、父ジャスタウェイ)は10着だった。デビュー以来、最高馬体重の600キロでの出走で、2番手から進めて直線で勝負かけたが、馬群にのみ込まれた。
同馬は前走の名古屋大賞典は6着に敗れたが、昨年のプロキオンSを無敗で制するなど、これまでダートで6戦5勝。この日のフェブラリーSにも登録していたが出走がかなわず、芝初挑戦となるこのレースに出走した。
勝ったのはハンデ57キロで丹内祐次騎手が騎乗した4番人気のロングラン(セン7歳、美浦・和田勇介厩舎、父ヴィクトワールピサ)。勝ちタイムは1分46秒1。2着は7番人気のショウナンアデイブ(丸山元気騎手)、3着は12番人気のラケマーダ(秋山稔樹騎手)が入った。
藤懸貴志騎手(ヤマニンウルス=10着)「芝でのスタートが初めてなので滑るような形になりました。逃げ馬の後ろ、2番手でリズム良く運べましたし、セルバーグをかわせればいいところがあるかなと思いましたが、こちらが早めに息が上がってしまいました。(初騎乗で)以前とは比較できませんし、芝の適性がないとは言えませんが、自分の主戦場で強いところを見せて欲しいですね」