
2月23日の京都4R・3歳新馬戦(ダート1800メートル=10頭立て)は、2番人気のオメガドライヴ(牡、栗東・安田翔伍厩舎、父マインドユアビスケッツ)が勝った。直線で力強く伸びて現3歳世代最後の新馬戦を制した。勝ち時計は1分57秒7(良)。
ゲート内でうるさい面を見せて出遅れたが、すぐに二の脚をつけて流れに乗った。4角6番手で直線に向くと、大きなストライドで脚を伸ばし、後続が迫ってくるとさらに加速。2着のワクシングムーン(太宰啓介騎手)の追撃を半馬身差で振り切った。
北村宏司騎手は「幼い面というか、他馬に頼っている部分があります。叱りながら出していって、よく伸びてくれました。これから色々と覚えていくことはいっぱいあると思ういますが、今日は結果を出してくれましたね」と振り返った。
安田調教師は「幼いので、息ができるのは2週間ほど先かなと思っていましたが、精神面が変わってこないので競馬にいってしっかり負荷をかけた方がいいと思って使いました。調教通りの幼さでしたが、そこをちょっとずつ解消できれば。来年くらいには体も伴ってきそうですね」と話した。